
タクミくんシリーズ 虹色の硝子
全寮制男子校・祠堂学院の2年生になった託生は、崎義一(通称・ギイ)や赤池、高林、鈴木ら、陽気に話せる仲間もでき幸せな高校生活を送っていた。ただ学校のプリンス・ギイの恋人として嫉妬する生徒もいまだに少なくなかった。そんなある日、ギイがハロウィーンパーティーを開催することを託生に提案する。ギイは、そのパーティーに1年生の中でも最も美少年の森田も呼ぶと言い出した。それを聞いた託生だが折りしもギイとの喧嘩の真っ最中でギイが自分に飽きてしまったのではないかと嫉妬する。森田を誘ったと嘘をついて森田を呼ばなかった託生だがパーティーに森田が参加してギイと仲良くしている。託生は、その光景にいてもたってもいられなくなりその場から急に飛び出してしまうのだった。嫉妬する託生、ギイのみが知る純愛。二人の愛の行方とその裏に隠された衝撃の真実とは.