
8 シーズン
8 エピソード
新・十津川警部シリーズ - Season 3 Episode 1 第3作「伊豆踊り子号殺人迷路」
警視庁の十津川班に寺西敬介刑事(窪塚俊介)が編入されることになった。輝かしい実績のある寺西に十津川警部(内藤剛志)の期待も膨らむ。十津川の部下・西本刑事(高杉瑞穂)は、休暇をとり恋人の宮城鈴香(辻本瑞貴)とともに伊豆高原へ旅行に出かける。だが、旅先で鈴香は板前の香田重信(武野功雄)を包丁で滅多刺しにして殺害し、包丁を自分の胸に突き刺し崖から飛び下りてしまう。事件を担当する静岡県警とともに、十津川と亀井刑事(石丸謙二郎)ほか十津川班の刑事たちも捜査を開始した。その数日後、横浜でそっくりな事件が発生。会社員の小島繁(弓削智久)と山辺直美(鈴木聖奈)のデート中、貴金属店に直美が押し入り、オーナーの丸山京子(羽田圭子)をナイフで殺した後、自殺したのだ。調べを進めると、鈴香と直美が不幸な少女時代を送っていたことがわかる。さらに2人が多重人格に関する同じ本を読んでいたことも判明した。その本の著者は犯罪心理学者で、警察の嘱託医でもある東都女子大学の名誉教授・香取信一郎(堺正章)だ。十津川は香取のもとを訪れ、事件について意見を求める。香取の解説は理路整然としていた。そんな矢先、2つの事件について取材をしているという医療ジャーナリストの鏑木瑠偉(矢田亜希子)が十津川の前に現れる。