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最後の恋 - Season 1 Episode 7 忍び寄る過去
夏目とアキは一緒に潤の墓参りに出かける。その時夏目は、近く上京する父親・敏夫に会って欲しいと切り出した。夏目の精一杯のプロポーズだ。少し考えさせて欲しいと返事を濁したアキだったが、そのすぐ後にOKする。アキに異論のあるはずがない。嬉しくてたまらないのだ。高校の同窓会があり、敏夫が小田原から上京した。敏夫は美紗子とその父親の四人で一緒に食事をしようと誘う。何かとっておきの話があるらしい。それは、夏目と美紗子を結婚させたいというものだった。敏夫と美紗子の父親は高校時代同級生で、父親たちの間では以前から結婚させたいと話し合っていたという。が、突然のことに夏目は驚いた。夏目は敏夫にアキと一緒になりたいと告げる。敏夫も驚くが、アキと三人で食事をすることになった。場所は気取った料亭で、アキには居心地が悪い。アキは自分の生い立ちなどをすべて敏夫に話す。隠し事をしないアキに敏夫は好感をもった。一方、アキが仕事をしていたホテトルのオーナー・麗子の影が不気味にアキに忍び寄る。街で偶然アキを見かけた麗子は、また仕事をして欲しいとしつこく迫る。断れば夏目にバラすと脅された。アキは夏目はそのことを知っている、と毅然と答える。そんなある日、夏目が麗子が、売春斡旋の容疑で摘発されたことをニュースで知るのだった。