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恋文 〜私たちが愛した男〜 - Season 1 Episode 4 第四話
江津子(和久井映見)が延命のために手術を受けることになった。危険は少ないものの、手術には親族の同意が必要だった。将一(渡部篤郎)は高崎に住む江津子の叔父・田島正造(岡本信人)の所に同意書をもらいに行くことになるが、その話を聞いた郷子(水野美紀)は、交渉ごとの苦手な将一の心細げな様子に気づき同行を申し出る。郷子にとって久々の将一との2人旅。途中で将一は近くの喫茶店で待つようにと郷子に言い、正造の家に1人で向かう。だが正造の家での話し合いは葬式の費用の話ばかりで、将一は怒りをあらわに。正造の家を出た将一は、江津子が唯一この街の良い思い出と語っていた写真館に立ち寄ってみる。写真館のウインドーには、幼い江津子がウエディングドレス姿ではにかみながらもうれしそうに写真に収まっていた。その江津子の表情に見入る将一の胸には、ある決意が浮かんでいた。