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37歳で医者になった僕 - Season 1 Episode 10 医者が忘れてはいけないその重み
急死した伊達(竜雷太)に誤診があったのではないかという由美恵(田島令子)に対し、中島(鈴木浩介)らは“伊達が検査を拒否していたため病気の発見が遅れた”と説明。病院側に落ち度はないと主張する。一方、祐太(草なぎ剛)ら研修医たちは佐伯(松平健)の医療ミスを疑っていた。そんな中、下田(八乙女光)が辞表を提出。伊達の担当医として「ちゃんとケリをつけたい」と病院を去る。祐太は、佐伯に入院中のすず(ミムラ)を盾にされて動きを封じられているため何もできず、下田にかける言葉が見つからない。さらに、尊敬していた森下(田辺誠一)が「佐伯の後継者」で、祐太の口を封じようとしたことにショックを受け、混乱していた。下田は由美恵に会い、裁判で佐伯の医療ミスを証言すると約束。研修医仲間にも、もう医者を続ける気はないと、その決意を伝える。医者の将来を捨ててまで自分の正義を貫こうとする下田の勇気に心を揺らす祐太は、そんな心の葛藤をすずに悟られまいとしていた。そんなある日、瑞希(水川あさみ)はすずから「転院したい」と打ち明けられる。そしていよいよ、佐伯の医学部長選挙の日がやってきた…。