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女系家族 - Season 1 Episode 4 第四話 新事実
親族会議に呼びつけられた文乃(米倉涼子)は、矢島家の人々から子どもを堕胎するよう責められる。だが“愛する人の子どもは命を懸けても産む”と毅然と言い放つ。文乃は、せっかく授かった命を守りたいだけだったのだが、藤代(高島礼子)たちにそんな事が通じるはずがない。千寿(瀬戸朝香)や雛子(香椎由宇)含め矢島家では、遺産の取り分について自分だけ損をしないよう思案しているだけに、文乃に対する気持ちだけは同じだった。その後、宇市(橋爪功)により、共同財産の目録など具体的なものが示された。それは藤代たちの予想よりはるかに少ないもので、不審に思った藤代たちは宇市を問い糾すが、宇市はのらりくらりとごまかすばかり。相続が中々進まぬことに苛立つ藤代は、相談相手の芳三郎(高橋克典)にぶつける。だが、その芳三郎は、嘉蔵(森本レオ)の写真を届けに文乃の元を訪ね、嘉蔵との思い出話をして文乃を和ませていた。一方、文乃が勤務するデパートで、文乃が先代社長の愛人でしかも妊娠しているとの噂が広がり…。