
12 シーズン
123 エピソード
警視庁捜査一課9係 - Season 9 Episode 2 世界平和殺人事件
最先端の電子技術を扱う研究所所長の津島(清水章吾)が転落死した。自殺か、他殺か。現場検証をする9係の刑事たちの前に現れた新聞記者の渡辺(蟹江一平)は、津島殺害の犯行声明とも言えるメールが届いたと打ち明ける。他殺の線で捜査を開始する9係だが、村瀬(津田寛治)は志保(羽田美智子)と親しげな渡辺が気になって仕方がない。 渡辺の証言で、津島が核兵器開発にも応用できる技術を、危険国家に提供していた疑いがあったことがわかった。渡辺はその津島の背後にいる政治家や官僚を追っていたらしいが、だとすれば、津島は口封じで殺害された可能性もある。 現場近くの小料理屋で聞き込みをした倫太郎(渡瀬恒彦)と直樹(井ノ原快彦)は、津島が死の直前、その店の前で何者かに殴られ、その場で探し物をしていたことを知る。結局、探し物は見つからず、女将にメニューにない“ほうとう”を注文。おいしそうに食べていたとか。倫太郎らが、津島が探し物をしていた場所を調べると古い新聞記事を見つける。津島の探し物とは、そのゴミのような記事だったのか?