
4 シーズン
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古畑任三郎 - Season 3 Episode 11 最も危険なゲーム・後編
深夜の街。何者かに追われている男・牟田(小原雅人)は、公園に逃げ込んだところを、スーツを着た男・山本(山崎一)に拳銃で射殺される。牟田は動物愛護団体SAZ (Save Animals of Zoo) のメンバーで、団体がテロ活動を行っていたことを明らかにしようと密かに証拠が記された手帳を持ち出していたため殺された。SAZの雇われリーダー・日下光司(江口洋介)は、牟田が手帳の入ったバッグを電車の中に置き忘れていたことを知り、偽のトレインジャック事件を起こそうと計画する。その計画とは、ジャック事件の身代金を遺失物保管所にあったバッグに入れさせ、バッグを取り返す、というものだった。計画は順調に進み、成功するかのように思われたが、私用で鉄道会社に来ていた古畑によって次第に計画の矛盾点が指摘されていく。焦った日下は自らも公安部を名乗り、古畑と駅の管理センター局長・武藤田(佐々木功)とともに、身代金の受け渡し場所に向かうことになる。