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ジョーカー 許されざる捜査官 - Season 1 Episode 3 偽装されたストーカー殺人
心中と思われる若い男女の遺体が発見された。第一発見者は、内海晴香(重廣礼香)の婚約者・山原哲司(黄川田将也)で、晴香と一緒に死亡した男は晴香の元恋人・猪俣政典(中村邦晃)だという。晴香のストーカーだった猪俣に動機も物証もあることから、猪俣による無理心中と断定されるが、伊達一義警部(堺雅人)は腑に落ちない。早速、伊達は宮城あすか(杏)を連れて山原に会う。山原は、猪俣が晴香に付きまとい暴力を振るうこともあったようだと証言。晴香はそんな男をなぜ部屋に入れたのだろうかと尋ねる伊達に、山原は、自分や周囲の目を気にしていたんだろうと答える。同じ頃、ルポライター・片桐冴子(りょう)は、井筒将明(鹿賀丈史)を訪ね、過去に17人の事件の容疑者が行方不明になっている“神隠し”について切り出す。それらの事件のうち2件はマスコミに公表されていないことから、冴子は、警察内部の人間が関与する可能性もあると言う。一方、伊達が山原の完璧なアリバイの前に行き詰まりを感じていると、鑑識官の久遠健志(錦戸亮)が現われ、布団で遺体を包めば死亡推定時刻を操作できると助言。しかし、現場にそんな痕跡は残されていなかった。後日、あすかと晴香の実家を訪ねた伊達はあることに気づく…。