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ジョーカー 許されざる捜査官 - Season 1 Episode 7 模倣犯現る…間違った正義
ある男が殺害され、遺体のそばに「悪人に制裁を」と書かれたカードが残されていた。伊達一義警部(堺雅人)、鑑識課の久遠健志(錦戸亮)は、自分たちが行っている制裁行為を真似た模倣犯かと予想する。しかし、制裁行為は一般に報道されていないため、警察の人間の犯行ということになる。そんな折、根津健太(山中崇)という男性の遺体が発見された。根津は、後頭部を強打され死亡したが、現金が奪われていたため、新人刑事の宮城あすか(杏)は、通り魔の可能性を示唆する。一方の伊達は、根津のズボンのポケットの裏地が出ていることが気になる。同じタイミングで、ポケットから何かが抜き取られた形跡があると指摘する者がいた。伊達とコンビを組むことになった所轄の刑事課の日向光明(忍成修吾)だった。翌日、伊達は日向と根津の妻・美代子(尾野真千子)から事情を聞く。美代子は、根津には仕事以外に悩みはなかったと証言。しかし、日向が食い下がると、根津の弟・忠士(遠藤要)が金の無心のため頻繁に連絡をしてきていたことに頭を悩ませていたと明かす。美代子に日向は、忠士が犯人なら殺してやりたいか、と尋ねる。根津の殺害現場付近で鉄パイプが見つかり、忠士が取り調べられることに。状況証拠から刑事たちは忠士を自白させようとするが、伊達は忠士が犯人でないと断定する。